滑空場の一日

羽生ソアリングクラブの一日の活動の様子を紹介します。

準備・飛行前ブリーフィング

9:00

曳航機とグライダーの搬出、組み立て、清掃、試運転、飛行前点検などを行ないます。

準備が終わると、ピストカーの前で、機材の整備状況、気象情報、航空情報などについてブリーフィングを行ないます。

飛行開始

10:30

いよいよ飛行開始です。

グライダーは曳航機に曳かれて離陸・上昇し、通常は約2,000フィート(600m)の高度まで上昇したところで曳航機から離脱します。

その後は、気流が安定していれば、徐々に高度を下げながら滑空し、約15~20分間の飛行を終えて、滑空場の滑走路に着陸します。

上空に上昇気流があれば、グライダーは上昇気流に乗って高度を上げることもできます。

気象条件によっては、1時間を超えて飛び続けることも珍しくありません。

高性能グライダーやモータークライダーで、数十kmも離れた筑波山や日光まで飛行することもあります。

一方、グライダーを始めたばかりの会員や、ライセンス取得を目指す練習生は、国家資格を持つ操縦教員の指導を受けながら、複座のグライダーで操縦の練習を行います。

昼食は、各自で持参した弁当や飲み物を活動の合間にとります。

夏の暑い日には一人2リットルくらい水が必要になることもあります。

撤収・飛行後ブリーフィング

17:00

日没時間などによって違いますが、冬場は16時前、夏場は17時過ぎまで飛行できます。

撤収作業が終わると、クラブハウスで一日の活動を振り返る飛行後ブリーフィング(デブリーフィング)を行ないます。

季節によって異なりますが、およそ18時頃までに解散します。

土曜・日曜と、泊りがけで参加する会員もいます。